少しタイトルが過激すぎたかもしれません。
『「良くわかりません」、「初心者です」は、とても危ない言葉です。』という言葉を発すると、「私は、カモです。」と言っているようなものなのです。
もちろん、すべてではありませんが、特にWebでは、その傾向が強いと感じています。
今回は、そんなWebに関して、「私は初心者です。」、「よくわかりません」という人は読んで見て頂けると参考なると思いますし、心当たりがあるかもしれません。
以前に、SEO業者について「こんなSEO対策をうたう業者には気を付けろ!あとから泣きをみるのは自分。」という記事を書いていますが、今回は、もう少し身近なホームページ制作についてです。
2017年も、素人を騙そうとするホームページ制作者が存在する
今回、例をいくつかあげてみますが、すべて私の周りで起きたこと。
もし、あなたが「ホームページ」、「IT」、「サイト」、「Web」などのIT用語が出されて、「わからん」となる場合には、この記事は、少しはお役に立てるかもしれません。
内容も聞かずに、高い見積もりを持ってくる
ホームページを作りたいと考えている人が、「何を作りたいか」、「いつまでに公開したいのか」、「何ページ必要になるのか」などを全く確認することなく、高額な見積もりを出してくる業者がまだまだいるようです。
もちろん、安価な見積もりを出してくる業者もあります。(導入口を優しくして、「あれが足りない」、「これをするには追加料金が必要」と言って、追加の費用を請求してくる業者も多数います。)
ITに詳しくない友人に聞くと、「見積もり根拠が理解できない」ということで、業者の提示してきた価格の適性がわからないということのようです。
正直、「この機能だから○○円」ということではなく、作業にどれくらいの時間を要するかということで見積金額が違ってきます。
ま、こちら側(ホームページを持ちたい人)が、何をしたいかヒアリングしない業者については、「100%」あなたが求めているホームページはできないと考えて差し支えありません。
リースを進めてくる業者
次にあるのが、「高額なホームページ&5年リース(60回払い)」を提案してくる会社です。
リースの仕組みを知っている人は、何となくわかると思いますが・・・。
リースを組むことにより、ホームページ制作業者には、制作費用が一括で支払われます。そして、あなたはリース会社に毎月費用を支払うことになります。
そして、このような契約の場合の問題点は、大半が「クーリングオフできない」ということになります。
また、まともにサイト制作や更新について親身に対応してくれる業者であれば、100歩譲って良いのかもしれませんが、ほったらかしにする業者も多く存在します。
そうすると、5年間、変わらないホームページを持たされるということになります。
IT、Web業界は、今ではドックイヤーよりも速いスピードで進化をしています。そんな時代に5年間も変わらないホームページは、あなたのビジネスが止まっていると世間に伝えているようなものです。
ですので、ホームページ制作のリースは、絶対にしてはいけません!
※ホームページ制作単独でのリースは難しいと思いますが、ハードやパッケージソフトを一緒に入れ込むことで、リースが組めるようなことも、まだあるようです。
触らなくても良いところをカスタマイズする
最近、よく聞くのがこのパターンです。
せっかく、CMSを導入してホームページ制作を行うのに、その機能を無効にしてしまうようなカスタマイズをする業者も多いです。
有名な無料のCMSとして、Wordpress(ワードプレス)というものを聞いたことがある人が多いと思います。
昔、ホームページビルダーなどで代表されるHTMLエディタでホームページを制作する場合には、ページを1ページ追加するだけでも一苦労でしたが、このWordpressなどのCMSは、それを劇的に簡単にしてくれました。
そんな優等生CMSの基本部分をカスタマイズしてしまうということなのです。
こうなってしまうと、何をするにもホームページ制作会社に都度、依頼をすることになってしまい、費用と時間がかかってしまいます。
こんな制作会社につかまってしまうと、完全にあなたは「カモ」になるということなのです。
良いホームページ制作会社と出会うには
ひとつは、あなたの信頼できる人に相談すること。これが一番です。
あなたが信頼できる人であれば、その人は、いろいろ有益な情報や人脈を持っている可能性が高いです。
そんな人が紹介してくれる人であれば、ほぼ間違いないのではないかと思います。
それでも、「そんな知り合いいないよ」ということであれば、サイト上で有益な情報を惜しみなく無料でどんどんと公開している人に相談することが1つの手です。
もちろん、全部、そのような人だったら良いというわけではありません。
しかしながら、インターネット上にある無数のホームページ制作会社からの絞り込みをする上では、良いのではないかと思います。
これで、9割は省けるのではないかと思いますよ(笑)
昨今のビジネスにおいては、最低限、自社もしくは商品のホームページは最低限必要とされる世の中ですので、良いパートナーと出会うことがとても重要だと思います。