今回も掲載しているだけであれば無料で使うことのできるBASE(ネットショップ制作)についての話題を取り上げてみたいと思います。
ちなみに、つい先日は、「BASE(ネットショップ作成)で複数商品をインポート機能を使う方法」ということで記事を書かせてもらいました。
他の通販サイトからの移行を考えている方や、はじめてネットショップをされる方でも、すでに商品リストなどができている方が商品データをインポートする時の注意点として読んでいただければ幸いです。
で今回は、BASEでネットショップを制作する場合に考えるだろう「BASEのサブドメインで運用するか」、「独自ドメインで運用するか」についてのわたしなりの見解を書いていきたいと思います。
独自ドメインを取得するのがオススメ
いきなりの回答になりますが、「独自ドメイン」を取得することがおすすめです。
理由は、2つ。
1つ目は、「自分のサイトに愛着が持てる」ということです。BASEのサブドメインで運用する場合は、「xxx.thebase.in」など、自分のショップとは関係のない言葉が入ります。
これから長く付き合っていくサイトであれば、自分で名前の付けられる「独自ドメイン」の方が良いですよね。
そして2つ目の理由としては、ネットショップを長期で運用を考えているのであれば、独自ドメインの方が「長期的に検索エンジンからの恩恵を受けることが期待できる」ということになります。
ネットショップを運営する場合、リスティング広告など有償サービスを利用したりすると思いますが、いつまでも広告費用を使い続けていると事業としての利益率の向上に期待が持てません。
利益率の向上を考えるのであれば、GoogleやYahooからの自然検索による流入を増やすことが重要になります。
しかしながら、「そんな長い時間待っていられない。BASEのサブドメインで良いのでは?」という方もいらっしゃるかもしれませんので、少し説明をしてみたいと思います。
BASEのサブドメインは?
現在、BASEで用意されているサブドメインは、以下の10個あります。
- thebase.in
- shopselect.net
- base.ec
- theshop.jp
- handcrafted.jp
- fashionstore.jp
- buyshop.jp
- supersale.jp
- official.ec
- kawaiishop.jp
これらのドメインのサブドメインとして利用することができます。

ん~。覚えにくいですよね。(わたしは)
また、設定したサブドメインの所有者は、あくまでもBASEになります。
現在、ちまたで言われていることとしては、サブドメインでは元々のドメインパワーは引き継がれないということ。
ただ、仮にサブディレクトリで運用できるとした場合は、ドメインパワーはある程度、引き継がれる期待もできるとは思いますが、そのドメイン内での情報がある程度、統一されている必要があると考えています。
※例えば、同じドメイン配下で「女性向けファッション」、「釣り」、「子供服」が混在していたら、検索エンジンとしても、「このドメインは何を発信したいの?」と迷ってしまい、評価をつけられないということになるわけです。
- ドメイン・・・例)abcd001.com
- トップドメイン・・・例)www.abcd001.com
- サブドメイン・・・例)xxx.abcd001.com
- サブディレクトリ・・・例)www.abcd001.com/xxx/
ということが背景に考えられますので、「独自ドメイン」をお勧めしています。
BASEで独自ドメインを設定する前準備
BASEで独自ドメインを設定する場合には、
- 独自ドメインを取得(契約)する
- レンタルサーバーを別で用意する
が必要になります。
「え? レンタルサーバーがいるの?」
独自ドメインだけの運用ということであれば、それで問題ないと思いますが、ネットショップを運営する以上、お客様とのメールのやり取りをすると思います。
BASEではあくまで、ネットショップ(Webサーバー)だけでメールサーバーの機能は持ち合わせていません。そのためにレンタルサーバーを借りる必要があります。
本当のことを言えば、「レンタルサーバーの契約なし」でも運用はできます。BASEにログインする際のメールアドレスをGmailなどを使用すればできます。(受注した際の送られるメールは、ログインする際のIDで登録しているメールアドレスに届きます。)
ただ、「独自ドメインがあるのに、Gmailなど独自ドメインと無関係のメールアドレスからメールが来たらお客様はどう思うでしょうか?」ということなのです。
そういうこともあり「レンタルサーバーを契約する」ことをお勧めしています。
では、実際に「BASEに独自ドメインを設定する」について説明をしてきたいと思いましたが、前置きの説明が長くなってしまいましたので、次回、詳しく説明をさせて頂きたいと思います。